なめらかな社会とその敵 [単行本] 鈴木健(著)



商品名:なめらかな社会とその敵
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【商品の説明】
 

「なめらかな社会」が近代をメジャーバージョンアップする。近代民主主義が前提としている個人(individual)という仮構が解き放たれ、いまや分人(dividual)の時代がはじまろうとしている。人間の矛盾を許容して、分人によって構成される新しい民主主義、分人民主主義(Divicracy=dividual democracy)を提唱する。

中沢新一氏・青木昌彦氏推薦!

「ジョン・レノンは『境界のない世界』を夢想できただけだったが、鈴木健は科学によってそれを現実的に構築する方法を模索する。複雑性の思想から生み出されたいまもっとも可能性豊かな世界像。」思想家・人類学者 中沢新一

「インターネットがもたらす社会の生態学的進化をともに生き/造る若い世代の知的ネットワークの主要ノードである鈴木健。その彼が、社会科学の伝統的なストーリーを書き換え、実践的な意味を問う、刺激的で、おおいなる可能性をはらんだ試み。」スタンフォード大学名誉教授・経済学者 青木昌彦

複雑な世界を複雑なまま生きることは可能なのか? 社会の境界をなめらかにすることは可能なのか?

情報技術が社会に与えるインパクトを、生命史における細胞の起源に遡り、網から膜と核が生成するという視点から社会制度やメディア論を位置づけ、伝播投資貨幣PICSY、分人民主主義Divicracy、構成的社会契約論などの具体的な手法を提案する。歴史的な閉塞感の中に生きる現代人希望の書!
 

目次

はじめに

第I部 なめらかな社会
第1章 生命から社会へ
第2章 なめらかな社会

第II部 伝播投資貨幣 PICSY
第3章 価値が伝播する貨幣
第4章 PICSYのモデル
第5章 PICSY,その可能性と射程

第III部 分人民主主義 Divicracy
第6章 個人民主主義から分人民主主義へ
第7章 伝播委任投票システム

第IV部 自然知性
第8章 計算と知性
第9章 パラレルワールドを生きること

第V部 法と軍事
第10章 構成的社会契約論
第11章 敵
終章 生態系としての社会へ

参考文献 あとがき 初出一覧 人名索引 事項索引
 

【商品の概要】

単行本: 276ページ
出版社: 勁草書房 (2013/1/28)
言語 日本語
発売日: 2013/1/28
商品の寸法: 21.2 x 15.4 x 2.8 cm

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